2006年1月 滋養強壮保健薬 蓼王「パナワン」発売開始
パナワン開発の経緯
300余年の歴史を有する配置用医薬品の製造並びに配置業者は富山を代表する産業の一つであり、かぜ薬や解熱鎮痛薬や六神丸(強心薬)、熊の胆(胃腸薬)、赤玉腹薬(止瀉薬)といった独自のブランドにより全国のご家庭で愛用されてきました。
戦後、肉中心の食生活(欧米型食生活)のや社会環境の変化(公害や社会的ストレスなど)により、糖尿病や高血圧、高脂血症といった生活習慣病が増加の一途をたどるなど、疾病構造も変化してきました。さらに、医療 費の増加も大きな社会問題となるなか、自分の健康は自分で守る、いわゆるセルフメディ ケーションが強く求められるようになってきました。結果、病気になってからの治療ではなく、予防的な観点から健康づくりを行う重要性が高まってきました。そこで、こうした時代の変化に応じた新しい時代にふさわしい配置用医薬品が求められるようになってきました。
そこで、平成13年4月より、産学官(富山県薬業連合会、富山県製薬工業組合、富山大学(旧富山医科薬科大学)、富山県くすり政策課、富山県薬事研究所)の協力体制のもとで富山オリジナルブランド医薬品の開発事業がスタートし、和漢生薬を配合した滋養強壮保健剤『バナワン(蓼王)』を開発、2006年1月より販売が開始されるに至りました。
パナワンってどんな薬?
- 飽食とストレスの現代に適した新しい滋養強壮剤
- 生活習慣病の予防効果をプラス
- 薬理作用の根拠が実証されたオリジナル処方
配合生薬は?
ニンジンを主薬として11種の和漢生薬(エンゴサク、コウボク、ジャショウシ、オキアソミチン、ゴオウ、トウキ、シャクヤク、センキュウ、ケイヒ、オウギ)を配合
効果は?
虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性の滋養強壮
滋養強壮とは元気になること
次の症状を改善します。
- 生活習慣病を改善
- アレルギーを改善
- 血管の老化病変を改善
- 免疫力アップ
パナワンのネーミングの由来
「パナ」は、ニンジンの学名パナックスから。「ワン」は王(中国語よみ)とオンリーワンの意味も含めて命名されました。